森友学園をめぐる公文書改ざん問題、
大阪地検特捜部はとうとう佐川宣寿元理財局長ほか
関係者38人全員を不起訴としたようだ。
検察、やっぱりおかしい!
大阪地検の山本真千子特捜部長によると、
「文書の改変によって嘘の内容の文書が作成されたかどうか
という観点で操作していたが、嘘の文書を作ったと認める
のは困難と判断した」
ということだが、これはおかしい。
「嘘の内容の文書が作成されたかどうか」という部分がまず
大阪地検のペテンでしょう。
実際の公文書から、ある文章を削除して、そこに偽の文章を
書き加えて全く違う文書に仕上げたなら「嘘を作った」ことに
なるけれど、今回は・・・という言い方。
でもな。偽の文章を書き加えなくても、嘘はつくれる。
書き込まれている内容を都合よく削除することでストーリーを
捻じ曲げ、本当のことにたどり着かないように操作したんじゃ
ないか!
国民の知る権利が、国会での議論に必要な文書が、
権力者に都合の良いように、本当のことにたどり着かないように
操作されたのが今回の事件なのだ。
十分に公文書改ざん、立派な国家犯罪じゃないか。
国有地の売却に関わった財務省、近畿財務局、大阪航空局幹部も
不可解なほど全員不起訴、
ごみの影響で開校が遅れた場合損害賠償を請求される可能性が
あったことをあげ、
「売却によって国は相当額の損害賠償義務を免れた可能性を
否定できず、国に財産上の損害を生じさせたとは認められない」
などとその理由を発表しているが、そもそも相当額の損害賠償を
けしかけられても突っぱねられない状況になったのはなぜ?
そこでしょう。
「値引きに応じたからこそ、最悪の事態は免れたんだよね、
だから差し引きして損はしてないんだよね」
って、不起訴の理由になってない。
異常です。
おかしい。この不起訴は、絶対的におかしい!